怪獣映画を知らない人間がGODZILLA キングオブモンスターズを観て暴れている話
変なタイトルにしてしまったので最初に言うとこの記事は
普通に面白い映画を見たのに作中に散りばめられたオマージュや小ネタを理解できなかったことを理解してしまったオタクが己の不勉強に地団駄を踏んでいる
という内容になっています。
ネタバレの配慮はしていないので未見の方は出来ればご遠慮ください。
とりあえず、本編の感想を先に話そうと思う。
面白かった。
たぶん、日本で作ったらこうはならないだろうなと思った、あらゆる意味で。
信仰というものへ抱く感情や向き合い方が違うので、神と崇める存在に対しての描き方も向こうらしいと思った。監督の宗派のことはわからないけれど、日曜の礼拝、聖書とロザリオ、そういうのが身近にある環境で育った人の描く、人と神の話だと感じた。
本当に、出てくる怪獣たちが神々しかった。強大で、無慈悲で、恐ろしくて、美しい。街が破壊されて人が死ぬたびにめそめそと泣いた。
そんなわけで大はしゃぎして映画館を出たが、自分がこの映画の半分も理解できてないんだろうなという気持ちもすごくある。
私の怪獣映画遍歴は平成モスラ3部作のみ、シン・ゴジラがはじめてのゴジラ映画で、ほぼミリしらと言っても差し支えない。
ただ、意味深に出てくる単語を見て「たぶんこれは過去作の話してるな」「今のシーン、なにかのオマージュだな」と言うのはわかる。なにせオタクだし、作ってるのはものすごいオタクなので、その匂わせ的な気配には敏感だ。
普通に悔しいというか、勿体無いことをしてしまった、と思う。
なんというか、中華まんの皮だけ食べて満足した人みたいな気持ちになる。本編を観たので具も食べたと思うのだが。
シン・ゴジラのときも似たようなことを思っていたが、改めて怪獣映画を履修したくなった。その上でもう一度観に行って、大騒ぎしながら映画館を出るなどしたい。
そんなわけで初代ゴジラとGODZILLA(2014年版)と怪獣大決戦を借りてきた。素直なオタクなのでフォロワーに勧められたものをTSUTAYAのカゴに入れた。
出来たらモスラ3部作も見返したいし、さっき知ったのだが次回作がキングコング?らしい? 髑髏島の話がやたら出ると思っていたが次回への布石だったってことなのだろうか。これも観ておきたい。
ブログ、再開して早々オタクの新規開拓履修日記になりそうだが、放置するよりはいいと思う。
とりあえず明日は初代ゴジラを観る。